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設置および操作ガイド
pro.Bose.com
PowerMatch
®
アンプラインアップの概要
PowerMatch コンフィギュラブルプロフェッショナルパワーアンプ
PowerMatch マルチチャンネルパワーアンプは、効率性や信頼性が高く、設定が可能な製品です。4 つのアンプモデルは、ほとんどの
固定設置システム向けにチャンネルと出力オプションを用意しています。各モデルには、前面パネルに USB 接続があり、ControlSpace
Designer ソフトウェアを使用して設定にアクセスできます。ネットワークバージョンの各アンプは、背面パネルに RJ45 コネクターを備え
ているため、ControlSpace Designer ソフトウェアや標準ネットワーク機器を使用して、1 つ以上の PowerMatch アンプのネットワークに
よるセットアップ、制御、リモートモニタリングが可能になります。
オンボードスピーカープロセッシングおよび前面パネルインターフェース
全てのアンプモデルでは、同じオンボードスピーカープロセッシングと前面パネルインターフェースは共通ですが、チャンネルの数、出力、
イーサネット接続の有無で異なります。
以下の表に、PowerMatch アンプモデル間の主な違いをまとめています。
PowerMatch アンプモデル 定格出力の合計 チャンネル(最大) 出力コネクター 出力ブロックごとの出力(最大) IEC 電源コード
PM8500 / PM8500N 4000 W 8 2 2000 W C19
PM8250 / PM8250N 2000 W 8 2 1000 W C13
PM4500 / PM4500N 2000 W 4 1 2000 W C13
PM4250 / PM4250N 1000 W 4 1 1000 W C13
アクセサリーカード
PowerMatch アンプには、アクセサリープラグインカード用のデジタル拡張スロットがあります。これらのカードにより、入出力の柔軟
性が向上します。例えば、Bose
®
PM ESPLink カードを使用した場合、8 チャンネルの非圧縮デジタルオーディオバスを、1 つ以上の
PowerMatchユニットと、ControlSpace ESP エンジニアードサウンドプロセッサーとで共有することができます。一般
的なデジタルオーディ
オ配信プロトコルに対応する、使用可能なその他のアクセサリーカードについては、pro.Bose.com をご参照ください。
RoomMatch
®
アレイモジュールスピーカーとの使用に最適
埋め込みスピーカー、アレイ EQ、および適切な出力定格により、これらのアンプは、RoomMatch アレイモジュールスピーカーで使用す
るアンプとして最適です。
ControlSpace
®
エンジニアードサウンドプロセッサーとの連動
PowerMatch アンプは、単独で使用したり、非常に専門的なオーディオプロセッシング機器やスピーカーを搭載するどのようなシステム
でも使用できるように設計されています。中でも、PowerMatch とボーズ ControlSpace ESP エンジニアードサウンドプロセッサーを連
動させて使用すると、優れたメリットがあります。これらのプロセッサーを使用すると、マルチチャンネルの入力オプ
ション、ミキシング、
ルーティング、処理、および分散の各機能を実現できます。これらは全て、単一の設定ツール ControlSpace Designer ソフトウェアを使
用して行われます。
ボーズ ESPLink 接続を使用すると、ControlSpace ESP エンジニアードサウンドプロセッサーは、8 つのデジタルオーディオチャンネルを
複数の PowerMatch アンプにルーティングし、低レイテンシーのラック内オーディオ配信が可能になります。ラック間でデジタルオーディ
オを配線する場合や、さらに大規模な分散システムで使用する場合、PowerMatch および ControlSpace ESP プロセッサーとの使用でイー
サネット拡張カードによるオーディオも利用できます。
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