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設置および操作ガイド
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入力コネクターの配線
バランス接続のアナログ入力では、3 ピン端子ブロックコネクター(Phoenix Contact #1776168 が付属)を使用します。端子の説明は、
利便性を考慮し、コネクター上に直接印刷されています。バランス入力の場合、ケーブルの被覆を 6mm めくり、プラス、マイナス、アー
スの端子をそれぞれコネクターと図 5 に示すように接続します。スズメッキ線はお勧めしません。アンバランス入力の場合、コネクター
をマイナスとアース / シールド端子で接続し、ジャンパーケーブル(付属していません)に接続します。接地ループノイズの発生を軽減
するには、入力ケーブルのシールドを 1 つの装置(出力元コネクターまたはアンプ入力コネクター)のみでアース端子に接続することを
お勧めします。付属の結束バンドを使用すると、入力ケーブルを固定することができます。
バランス接続とアンバランス接続(ジャンパーは付属していません)
図 5.
Positive terminal
Negative terminal
Ground terminal
バランス接続 アンバランス接続
出力コネクターの配線
PowerMatchアンプは、各アンプ出力を再設定する柔軟性を備えた QuadBridge ™テクノロジーを特徴としています。単一の出力コネクター
では、ローインピーダンススピーカーの場合は 1 チャンネルから 4 チャンネルの出力チャンネルに、ハイインピーダンス(70V と 100V)
スピーカーの場合は最大 2 チャンネルの出力チャンネルにアンプ出力を割り当てることができます。ハイインピーダンスとローインピー
ダンスの組み合わせや、複数の出力レベルは、前面パネルのインターフェースまたは ControlSpace Designer ソフトウェアを使用して設
定できます。使用できる 4 つの出力モードの動作を、次の表に示します。
モード 説明
Mono 各チャンネルは独立して動作し、2 ∼ 16 Ωの負荷に対応します。
V-Bridge チャンネルはペアの組み合わせで 2 倍の電圧を供給し、ハイインピーダンス(70V または 100V)と 4 ∼ 16 Ωの負荷に対応します。
I-Share チャンネルはペアの組み合わせで 2 倍の電流を供給し、2 Ωの負荷に対応します。
Quad 2 つのペアのチャンネルの組み合わせで 2 倍の電圧と 2 倍の電流を供給し、ハイインピーダンス(70V または 100V)または 4 Ωの負荷に対応します。
4 チャンネルのアンプ(PM4500、PM4250)は、単一のスピーカー出力コネクターを使用します。8 チャンネルのアンプ(PM8500、
PM8250)は、アンプ出力全体を 2 つの出力コネクターに分割します。最大定格出力が 4000 ワットの PM8500 では、出力が分割され、
各出力コネクターで 2000 ワットを利用できます。
各スピーカー出力には、10AWG
から 24AWG(断面積 5.3mm
2
∼ 0.2mm
2
)のケーブルが接続できる、大電流 8 ピンロッキング端子ブロッ
クコネクター(Phoenix Contact COMBICON
®
Part #1778120 が付属)が使用されます。
注意:スピーカーの接続にはクラス 2 の配線を使用してください。
出力コネクターの配線は、以下の手順で行います。
各スピーカーケーブルの絶縁被覆をめくり、芯線を 10mm 露出させます。1.
各ワイヤーをブロックコネクターの正しい端子に差し込みます。小型のフィリップスサイズ 1(または適切な)ドライバーを使用して、2.
ワイヤーを固定します。
ブロックコネクターをアンプのコンセントに強く押し込み、左右のはずれ止めを所定の位置にはめ込みます。3.
ブロックコネクターをアンプから取り外すには、オレンジ色の 2 つの解除タブをアンプの方にスライドさせ、ロックタブを解除します。解
除した後、端子ブロッ
クコネクターをアンプから引き抜きます。
警告:不適切な出力条件ではほとんどの場合アンプは自動保護されますが、スピーカーモードの設定やスピーカーの接続が不適切な場
合は、接続されているスピーカーやアンプが損傷する可能性があります。
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